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お盆やお正月の時期になると、「空港の中は海外へ旅行に行く家族や恋人でたくさん!」というようなニュースを見たことがある人も、多いのではないでしょうか。
そんな海外へ行くときに非常に役に立つのが、現地のお金のことが分からなくても支払いをすることができる”クレジットカード”です。
クレジットカードさえあれば、言葉が通じなくても支払いをすることができますし、海外では身分証明の代わりにもなるので、海外へ行くのであれば必ず持っておきたいアイテムの1つとなっています。
しかし、海外でクレジットカードを使う時には、”外貨決済”と”円決済”の2つの決済方法があるってことを知っていましたか?
実はこの2つの決済方法、どちらを選ぶかによって実際に支払う金額というのは変わってくるんですよ。
そこで今回は、クレジットカードの決済は”外貨決済”と”円決済”ならどちらを選べばいいのかについてお話していきます。
目次
外貨決済と円決済はどちらを選べばいい?
クレジットカードの決済方法”外貨決済”と”円決済”ですが、いったいどちらのほうがお得となっているのでしょうか。
少々難しい話になってしまいますが、知っておきたい情報なので必ず目を通すようにしてくださいね。
まずは為替レートについておさらい
『為替レート』という言葉、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
よくニュースなどで、「本日1ドル115円です」なんて言っている事がありますが、それこそ為替レートなんです。
為替レートとは、日本円が海外の通貨だとどのくらいの価値があるのかを決めるレートのことをいい、毎日のように日本円の価値が変わっています。
そのため、「昨日は1ドル115円だったのに、今日は1ドル100円の円高になった」というようなことが起こるんです。
日本のお金の価値は毎日変わるということを踏まえつつ、”外貨決済”か”円決済”について見ていきましょう。
外貨決済と円決済どちらがお得?
海外でのクレジットカードの決済方法は、外貨と円の2つのうち1つを選ぶことができますが、実はどちらかが必ずお得になるというわけではないんです。
円決済の場合はクレジットカードの手数料が高めに設定されていますが、その日の為替レートが適応され金額が決定するという長所があります。
つまり、為替レートに大きな動きがあり日本円の価値が下がったとしても、金額が決定している円決済なら損をすることがありません。
外貨決済の場合だと、商品を購入したとしてもその日の為替レートを使うことはなく、買い物をしてから数日後に金額が決定します。
円決済よりもクレジットカードの手数料が安くなっていますが、為替レートが円安になってしまうと、円決済するよりも高くついてしまうという欠点が。
そのため、どちらの決済方法も為替レート次第で得をしたり損をしたりするので、一概にどちらが良いとは言えなくなっているんです。
しかし、基本的には『外貨決済』をした方が、クレジットカードの手数料を抑える事ができてお得なことが多いため、どちらの決済方法か迷ってしまったなら、外貨決済を選んでおくと良いでしょう。
海外では現金とクレジットカードならどっちを利用すればいいの?
クレジットカードの決済方法は、円決済よりも外貨決済のほうがお得なことが多いと分かりました。
しかし支払いをするなら、クレジットカードを利用せずに現地の通貨を利用するという方法もありますよね。
ここでは現金とクレジットカードそれぞれのメリットを確認し、どちらがおすすめなのかを見ていきましょう。
現金のメリット
現金のメリットは主に2つ
- どこでも支払いをすることが可能
- 日本では馴染みのないチップの文化にも対応できる
です。
日本のお店でも全てのクレジットカードに対応しているわけではなく、お店によってはVISAカードやJCBカードが使えないことがあります。
それと同じように、海外のお店でも全てのクレジットカードに対応しているわけではなく、利用できないクレジットカードが存在する可能性が。
しかし現地の通貨を持っていれば、支払いができないということはありません。
また海外では、感謝の気持ちとしてチップを渡すという文化があります。
もちろんチップは現金で渡すので、クレジットカードしか持っていないとチップを渡すことはできませんよ。
クレジットカードのメリット
クレジットカードのメリットも現金と同様2つあり、
- 盗難・紛失にあっても補償される
- 海外旅行保険がついている
ということ。
クレジットカードには盗難保険というものがついており、クレジットカードを盗難や紛失して第三者に悪用されたとしても、悪用された料金を払わなくていいというもの。
もう1つクレジットカードには海外旅行保険があり、海外でケガをした時に治療費を補償してくれます。
海外の治療費は日本よりも高額なことが多いので、いざという時には嬉しい保険ですね。
1番良いのは現金+クレジットカードの利用
現金とクレジットカードのメリットを確認したところで、どちらの利用がおすすめかというと、1番良いのは『両方利用する』という事になります。
現金とクレジットカード、どちらもメリットがあるので、わざわざどちらかに絞る必要は全くありません。
現金はチップを渡す時に必ず必要になりますし、クレジットカードを持っていれば盗難やケガなどに遭っても補償されますので、海外に行くときは現金とクレジットカード両方を準備するのがおすすめです。
クレジットカードで外貨決済をする時の注意点
海外での支払いに便利なクレジットカードですが、利用するには注意しておきたいポイントが3つあります。
ではどんな事に気をつければいいのか、一緒にチェックしていきましょう。
金額に間違いないか
海外でも日本と同じように、商品は税別価格の国は多いです。
しかし日本の消費税は2018年時点では8%ですが、海外に行くと20%を超えている国も珍しくありません。
そのため、旅行先の消費税をちゃんと確認して、支払いの金額に間違いがないかをちゃんと確認するようにしてください。
対応しているクレジットカードか
お店によって、お持ちのクレジットカードが対応していないことがあります。
現地のお金をあまり用意していなかった場合には、支払いができないという事もあるので注意が必要です。
そんなクレジットカードが対応していないという問題を防ぐには、ブランドの違うクレジットカードを2枚持つのがおすすめ。
片方のクレジットカードが対応していなくても、もう片方のクレジットカードが対応している場合がありますので、カードが対応していなくて支払いができない、といったことを防ぐことができますよ。
クレジットカードの有効期限に問題はないか
海外に行くときは、クレジットカードの有効期限を必ず確認しておいてください。
クレジットカードの有効期限が切れると、そのカードを使うことはできないので、現金払い一択になってしまいます。
クレジットカードの有効期限が切れる1カ月前から、遅くても1週間前には新しいクレジットカードが自宅に届きますので、海外に行くときは有効期限が更新された新しいクレジットカードを持っていくようにしてくださいね。
まとめ
海外でクレジットカードを使う時には支払い方法が2通りあり、それは外貨で決済するか日本円で決済するかということ。
外貨決済の場合は、商品を購入した3~4日後の為替レートを参照して支払い額が決定されるため、実際に支払う金額はわからない状態でも購入になりますが、クレジットカードの手数料は外貨決済より安くなっています。
逆に円決済をする場合だと、商品を購入した時点の為替レートが使われるので、支払いする金額がわかるというメリットがありますが、クレジットカードの手数料は外貨決済よりも高めです。
どちらの決済方法も為替レート次第で得をしたり損をしたりするので、一概にどちらが良いとは言えませんが、外貨決済を選んでおいた方がクレジットカードの手数料が抑えられるため、支払い金額が安くなる場合が多くなっていますよ。