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クレジットカードの支払いが遅れると、”遅延損害金”という名の追加料金が発生してしまいます。
この遅延損害金ですが、支払い額と延滞した日数によっては、”とんでもない金額”になってしまうということを知っていましたか?
また、クレジットカードの支払いが遅れると遅延損害金が発生するだけでなく、最悪の場合クレジットカードが使えなくなるなんてことも。
そんな状態にならないためにも、クレジットカードの支払いには気をつけなければいけません。
そこで今回は”クレジットカードの支払い遅れ”に重点をおいて、ご紹介していきたいと思います。
目次
遅延損害金について詳しく見てみよう
クレジットカードの支払いが遅れると発生する遅延損害金ですが、いつから支払い遅れになるかを知っている人は少ないはず。
1秒でも支払いが遅れたらアウト?それとも1週間くらいは多めに見てくれるの?そんな疑問をここで解消させちゃいましょう!
遅延損害金ってそもそも何?
遅延損害金とは、クレジットカードの支払いが遅れることで発生する追加料金です。
クレジットカードの利用料金って、口座から引き落とされますよね?
もし、クレジットカードの利用料金の引き落とし日に通帳が空っぽだった場合、カードの料金は引き落としすることができません。
そうなると、引き落とし日の”翌日”から遅延損害金が発生してしまい、カードの利用料金を支払わない限りどんどん増えてしまうんです!
支払い額が1円でも足りないとカードの料金は引き落としされない
クレジットカードの利用料金分が通帳に1円でも足りなかった場合って、どうなるかご存知ですか?
実は、カードの利用料金が足りなかった分を除いて引き落としされるという事はありません。
例えば、クレジットカードの利用料金が10万円で通帳の口座に9万5千円入っていたとします。その状態では、カードの利用料金は1円も引き落としされることなく、通帳には9万5千円が入ったままになるんです。
そのため、通帳の残高が0円になって残りのカード利用料金は後で支払う、というようなやり方になっていないという事は覚えておきましょう。
この事が、後にご紹介する遅延損害金を計算する時に大きく影響してきます。
遅延損害金を調べる方法をご紹介!
自分の遅延損害金がいくらになっているかは、自分で計算することで簡単にわかります。
しかし、遅延損害金は「ショッピング」と「キャッシング」によって金額が変わるという事には注意してください。
では、遅延損害金の計算方法ですが、
“支払い額×遅延損害金年率÷365(日)×支払いが遅れた日数=遅延損害金”
となっています。
遅延損害金は年率で計算されて、ショッピングの場合は14.6%・キャッシングの場合は20.0%で計算しているカード会社が多いようです。
そのため、仮に20万円の支払いを10日遅れた時は、
- ショッピングの場合だと800円の遅延損害金
- キャッシングの場合だと1,095円遅延損害金
と金額が変わってきます。
また、支払い金額と延滞した日数によっては、馬鹿にならない金額になることもあるので注意が必要ですよ!
クレジットカードの支払い遅れで起こるデメリットを確認!
クレジットカードの支払いが遅れると、遅延損害金が発生するだけではありません。
実は、その他にもさまざまなデメリットが生じてしまうんです。
では、カードの支払いが遅れる事でどんなデメリットがあるのか、確認していきましょう。
クレジットカードのブラックリストに!?
クレジットカードの支払いが遅れる事で、”信用情報機関”という機関に「この人は支払いがちゃんとしない人」と認識されてしまい、ブラックリストに追加されてしまいます。
このブラックリスト、名前だけでも嫌な響きなのにクレジットカードの支払いが遅れる事で起こるデメリットの元凶です!
つまり、信用情報機関からブラックリストになるという事が最大のデメリットと言えるでしょう。
新しいクレジットカードが持てなくなる!?
信用情報機関にブラックリスト入りすると、新しいクレジットカードが持てなくなる可能性があります。
しかも、クレジットカードの支払いを遅れてブラックリストに入った人なら、今お使いのクレジットカードが利用停止にされてしまい、別なクレジットカードを作るろうと思った時に審査が通りません。
実は、クレジットカードの審査をする時って、信用情報機関であなたの情報を確認し、支払い能力があるか、仕事の勤続年数はどのくらいかなどの他にも、”ブラックリストにはいっていないか”ということも調べられます。
そうなると、クレジットカードの審査が通らないため新しいクレジットカードが作れないというわけなんです。
ローンを組みたい時に不利な状況に!?
家や車などの大きな買い物をする時って、1活で支払うのが難しいためローンを組んで月々返済していくという方法を取る人は多いはず。
しかし、ローンを組む時にもクレジットカード同様に審査が必要な事を知っていましたか?
その審査にも、信用情報機関からあなたの情報を閲覧するので、ブラックリストに入っているとローンが組めないといった事が起こります。
延滞した料金はどうやって支払えばいい?
クレジットカードの支払い分の金額が足りず、引き落としがされなかった場合って、どうすれば良いのかわかりますか?
どうすればいいかわからず放っておくと、遅延損害金が増えてしまうので無視することは1番いけませんよ!
まずはカード会社に連絡を!
通帳の残高が足りておらず、クレジットカードの引き落としがされなかった時は、カード会社にまず連絡してください。
また、クレジットカードの引き落とし分の料金を持っていないという場合もカード会社に連絡することがおすすめです。
持ち合わせがない場合は、支払い方法をリボ払いや分割払いに変更したり、支払いを延期したりしてくれることがあるので、支払いが遅れた場合はお金の有無に関わらずカード会社に連絡することが大切ですよ。
銀行でカード料金を振り込もう!
カード会社に支払いが遅れたことを伝えると、指定の口座に支払い分を振り込んでくださいと指示がされます。
その時は指示通りに、指定の口座にカードの支払い分を振り込めば完了です!
銀行振込だと支払いがスムーズにできるので、遅延損害金をほとんど発生しませんが、実は延滞した料金の支払い方法はもう1つあって、そちらの場合だと遅延損害金が高くなってしまう可能性があります。
再振替だと勝手に引き落としされる
銀行振込ではないもう1つの支払い方法は、”再振替”です。
再振替の場合は、自分の通帳にカードの支払い額を入れておけば勝手に引き落としをしてくれるので、銀行振込よりも楽ちんな方法となっています。
しかしカードの利用料金を引き落としたからといって、すぐに入金確認されるわけではなく、引き落としされてから2日後に入金を確認されることもあります。
そうなると、カード会社によっては遅延損害金が2日分増えてしまうので、銀行振込よりも遅延損害金が多くなってしまうんです。
そのため、銀行振込と再振替どちらもメリット・デメリットがあるので、もし支払い方法を選べるとしたら、どちらにすればいいのか参考にして選んでくださいね。
【要チェック!】遅延損害金は一緒に支払う必要なし!
クレジットカードの支払いが延滞すると、遅延損害金が発生するのですが、その遅延損害金っていつ払えばいいのでしょう。
クレジットカードの支払い遅れと一緒に払わなければいけないと思われがちですが、実は次回のクレジットカードの引き落としをする時に徴収されるので、特に気にする必要はありませんよ。
ただし、支払い額と日数によっては遅延損害金がなかなか良いお値段になっている可能性があるので、通帳の残高はいつも以上に余裕を持っておくと良いでしょう。
まとめ
クレジットカードの支払いが遅れると、遅延損害金が発生してしまいます。
この遅延損害金ですが、支払いが遅れれば遅れるほど金額が高くなるので気をつけてください。
また支払いが遅れることで、信用情報機関にブラックリストの一員となることも。
そうなってしまうと、クレジットカードを利用できなくなったりローンが組めなくなったりしてしまいます。
そのため、通帳の残高はこまめにチェックし、クレジットカードは計画的に利用するようにしましょう。