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クレジットカードは、タダで商品を購入できる魔法のカードではありませんので、必ず利用した分の料金を支払う必要があります。
そのため、クレジットカードには”支払い日”という、指定した口座から利用した分の料金を引き落としされる日があるのですが、あなたは引き落としされる時間帯がいつなのかを知っていますか?
もし、引き落としされる時間帯が決まっているのであれば、通帳の残高が少なくともダッシュで銀行に行き、通帳の残高を増やせば何とかなるのですが、実際の所どうなのでしょう。
そんな疑問を解消するべく、今回はクレジットカードが引き落としされる時間について、お話していきます。
目次
クレジットカードの料金はいつ引き落としされる?

クレジットカードの引き落としのタイミングって、実はカード会社は関与しておらず、金融機関が大きく関係していました。
では、クレジットカードの引き落としの時間はいつなのか、見ていきましょう。
金融機関によって引き落としされる時間は違う
クレジットカードの支払い日は、カード会社によって10日だったり27日だったりと違いがあります。
それと同じように、通帳からクレジットカードの引き落としされるタイミングは、金融機関によって変わってくるんですよ。
カード会社と金融機関の提携規定によっても違いがあるので、「〇〇時に引き落としされる」ということはわかりません。つまり、朝一に引き落としされることもあれば、夕方に引き落としされることもあるということです。
また、引き落としするのにも3つのタイプがあり
- 1度引き落とししたら2度目は無いタイプ
- 1日の内に何回か引き落としをするタイプ
- 入金され次第引き落としをするタイプ
と金融機関によって違いがあります。
このことから、クレジットカードの支払いは「いつ行われているのかわからないし、残高が足りないから再度引き落としされるとは限らない」ということは覚えておきましょう。
1円でも残高が足りないと引き落としはされない
クレジットカードの支払い日がきて、料金の引き落としをされる時に残高が足りなかった場合はどうなるのか知っていますか?
実は、引き落としの料金が1円でも足りなかった場合は、一切クレジットカードの料金は引き落としされません。
そのため残高が1円でも足りないと、クレジットカードの料金は『全額未払い扱い』になってしまいますよ。
確実に支払いを済ませるなら2日前には入金する必要あり
クレジットカードの引き落としは、”いつ”されるのかわからないので、2日前にはカードの利用料金分を入金する必要があります。
ここで、「あれ?1日前に入金するのはダメなの?」と疑問に思う人もいることでしょう。
しかし、クレジットカードの支払い日の1日前に入金しても、間に合わないことがあるんです。
クレジットカードの引き落としは、なんと支払い日の1日前の夜に行われることもあるので、1日前に入金してもまた通帳に反映されていないことも。
そのため、クレジットカードの支払いを確実に済ませるには、2日前には必要な金額を通帳に入れておく必要があるんです。
クレジットカードの引き落としが間に合わないとどうなる?

クレジットカードの引き落としが遅れてしまっても、利用した料金を後から払えばいい、なんて緩い考えを持っている人は要注意。
クレジットカードの支払い遅れは、今後の人生にも悪影響を与えることがあるんです。
遅延損害金が発生する
DVDやCDをTSUTAYAやゲオから借りた時に、期限までに返却しなくて延滞料金を取られた経験があるという人も多いのではないでしょうか。
実はクレジットカードの支払いも同じように、支払い日に引き落としできないと『遅延損害金』という延滞料金を取られてしまいます。
しかもこの遅延損害金、年利14.6%で計算されるので支払いが遅れれば遅れるほど金額が高くなってしまうんですよ。
例えば、10万円のクレジットカード料金を延滞した場合を見てみましょう。
- 10日後に返済 400円の遅延損害金
- 30日後に返済 1,200円の遅延損害金
- 90日後に返済 3,600円の遅延損害金
というようになっています。
クレジットカードの利用した金額が高いほど、また延滞した日数が増えるほど遅延損害金は増えてしまうので注意してくださいね。
ローンを組む時に不利に
車や家など、金額が大きくなる買い物の時には銀行でローンを組んで購入する、という人もたくさんいます。
しかしクレジットカードの支払いを遅れてしまうと、ローンを組めなくなる可能性があるので気をつけないといけません。
ローンを組む時にも、クレジットカードを作った時の審査と同じように、あなたの年収や勤務年数などを調べられるのですが、なんとクレジットカードの利用状況も確認されるんです。
そのため、クレジットカードの支払いが遅れたことがあると、ローンの審査には非常に大きなマイナスポイントとなり、支払いが遅れたことでローンが組めないということも十分にありえる話となっています。
クレジットカードが解約される場合も
クレジットカードの支払いを1度目でも遅れてしまうと、カード会社からは「来月も支払い遅れをするのでは」と疑われてしまいます。
その予想を裏切ることなく来月も支払い遅れをしたとなると、カード会社としては「クレジットカードを持たせると危険な人物」と判断され、クレジットカードの利用停止や強制解約されることも。
また、クレジットカードの審査時にはクレジットカードを強制解約されたという履歴が”5年間”は残るので、クレジットカードを強制解約されたら5年間はクレジットカードが作れないと思った方が良いでしょう。
カード料金の引き落としが遅れた時はどうすればいい?

クレジットカードの支払いが遅れてしまった場合の行動を知っておくことで、いざ引き落としがされなかった時に直面しても、慌てることなく行動できるようになります。
では、どのように行動すればいいのか確認していきましょう。
支払い遅れを無視するのだけは絶対NG!
クレジットカードの支払い日を忘れていて、利用した料金が引き落としされなかった!
そんな時に一番してはいけないのは、”無視してその場を誤魔化す”という方法です。
支払いが遅れる事で、
- 遅延損害金は発生
- ローンは組めなくなる
- クレジットカードの解約
などデメリットは目白押しなので、引き落としを無視することだけは絶対にしないようにしてください。
カード会社に連絡する
クレジットカードの料金が引き落としされていない!とわかった時点で、カード会社に電話を入れるようにしましょう。
クレジットカードは、カード会社とあなたとの信頼のもとで発行されたカードなので、カードの料金を支払う姿勢を見せるということは、とても大事なことですよ。
カード会社に電話すると、どういう行動をすればいいのかを教えてくれるので、あとはその指示通りに動けば問題ありません。
ただし、支払いを遅れたという出来事は無くすことができませんので、2度目の支払い遅れは絶対にしないようにしましょう。
持ち合わせがない時の対処方法
支払い日を忘れていて、かつ持ち合わせが無くてクレジットカードの料金が払えない、という状況が起こらないとは限りませんよね。
そんな時は、低金利のカードローンや身内からお金を借りるという方法で、クレジットカードの支払いを乗り切りましょう。
お金を借りるということに抵抗がある人もいるかもしれませんが、クレジットカードの支払いが遅れたせいで、ローンが組めなくなった・クレジットカードが解約されたという方が実害は大きいです。
もし、クレジットカードの支払いが遅れた時は、お金を借りてでも早く返済するようにしてくださいね。
まとめ
クレジットカードの引き落としの時間は、使っている通帳の金融機関によって違ってきます。
朝一に引き落としをするという金融機関もあれば、引き落とし日の前日の夜から引き落としをするという金融機関もあるので、一概に決まった時間に引き落としされるというわけではありません。
そのため、クレジットカードの支払いを確実にするには、カード料金の引き落としされる2日前には入金を済ませておきましょう。
クレジットカードの支払いが遅れると、クレジットカードが強制解約されることもあります。
今後もクレジットカードを使う予定だという人は、カードの利用金額の確認と一緒に通帳の残高も確認するようにすると良いですよ。