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クレジットカードで支払う金額は、商品を購入した金額だけじゃないってこと知っていましたか?
実は分割払いやリボ払いなどでお買い物をすると『金利』というものが発生し、カード会社に毎月の支払い額にプラスして金利の利息も支払っているんです。
またこの金利、返済が長引くほど支払う金額は多くなるので、「大きな買い物は分割回数を増やして購入!」なんてことをしていると、金利だけでかなりの金額になってしまいます。
しかし安心してください、この記事を最後まで読めばクレジットカードの金利について詳しく知ることができるので、金利のせいで大損をこいてしまったなんて事態にはさせませんよ。
そこで今回は”クレジットカードの金利”に着目し、金利について詳しくご紹介していきます。
目次
金利とはそもそも何?
クレジットカードの金利ですが、そもそも金利とは何なのでしょうか?
まずはクレジットカードにかかる金利についておさらいし、金利の正体を今一度確認していきましょう。
金利はカード会社に支払う『利息の割合(%)』
何か商品を購入する時って、商品の代金にプラスして消費税が取られますよね。実はこれ、クレジットカードの金利も同じような仕組みになっているんです。
クレジットカードの金利とは、商品の代金にプラスして利息がつくというもの。その利息の割合がいくらになるのかを示したものが、金利となっています。
そのため、金利が高ければ支払う利息も増え、金利が低ければ支払う利息も少なく抑えられるというわけなんです。
カード会社によって金利は違う
金利とは、カード会社に支払う利息の割合ということをお伝えしましたが、実は金利ってカード会社によって違いがあります。
例えば、
- Aカード会社 金利は最大で15%まで
- Bカード会社 金利は最大で19%まで
のように、クレジットカードを利用するとしてもカード会社によって金利は全然違ってくるんですよ。
また金利は、クレジットカードを『ショッピング』で利用するか、『キャッシング』で利用するかによっても変わります。
また、ほとんどカード会社はショッピング時の金利を15%前後、キャッシングでの金利を15~18%ほどに設定しているので、キャッシングを良く利用するという人ほど金利には注意が必要ですね。
返済が長引くほど支払う利息は多くなる
クレジットカードの金利は『年利』となっています。
年利の金利というのは1年間でかかる金利の割合となっており、年利15%のクレジットカードで100万円の商品を1年間かけて返済する場合、金利で支払う金額は合計で15万円、支払い総額は115万円にまで増えることに。
しかし年利というのは、あくまで1年間かけて返済した時に支払う利息のMAXなので、早く返済すればするほど、実際に支払う利息は減らすことが可能です。
逆に言うと、支払い回数が増えれば増えるほど支払う金利は増えてしまうという事は覚えておきましょう。
クレジットカードの金利が発生するのはこの4つ
クレジットカードは、使用すれば必ず金利が発生するというわけではありません。
金利が発生するのは、特定の使い方やある条件を満たした4つの場合のみとなっています。
分割払い
クレジットカードの支払い方法の1つ、分割払いを利用すると金利が発生します。
分割払いとは、1括払いでは支払いが厳しい時に代金を何回かに分けて支払いをしていくという方法となっており、特に大きな買い物をする時なんかにはお世話になったことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、分割払いで商品を購入すると金利が発生するので、支払い回数が増えれば増えるほど、金利によって支払う利息も増えるので気をつけないといけません。
そんな分割払いの金利は、カード会社によって異なりますがおよそ年利で15%。
そのため、分割払いを多用し過ぎると金利で支払う利息はかなりの金額になってしまうこともあるので、分割払いをする時はなるべく少ない分割回数にすると良いですよ。
また、分割払いでも2回払いまでなら金利はかからないので、一括払いが厳しいという場合は2回払いという選択肢もあることを覚えておきましょう。
リボ払い
リボ払いは毎月の支払い額を自分で決めることができるので、お金の管理がしやすく毎月の支払いも一定に抑える事が可能です。
しかしリボ払いにも金利は発生するので、多用は禁物。
毎月の支払い額を低く設定していると、返済がいつまで経っても終わらず金利手数料を払い続けるという負のスパイラルが完成してしまうので、
- リボ払いで支払う総額
- あと何カ月で返済できるか
の2点は必ず確認するようにしてください。
キャッシング
「突然の出費でお金がない!」
そんな時に役立つのが、クレジットカードのキャッシング機能です。
キャッシング機能を利用すれば、カード会社から現金を借りることができるので、急な出費にも対応することができます。
ただ、カード会社もタダでお金を貸すわけではありません。貸した金額には利息も追加して返済していかないといけないんです。
また、キャッシングの金利は分割払いやリボ払いの金利よりも高めの15~18%ほどに設定されているので、
- 大きな金額を借りた
- 返済回数が多い
という2つの点に注意しないと、金利の支払いだけで返済が厳しくなってしまうこともあるので気をつけてくださいね。
遅延損害金
遅延損害金は、クレジットカードの支払いが遅れた・滞納している人のみが関係しているので、支払いが滞ったことがない人にはあまり関係が無いお話となっています。
そんな遅延損害金は簡単に言ってしまうと、ビデオレンタル等の延長料金みたいなもの。クレジットカードの支払いが遅れた代わりとして、カード会社は遅延損害金を請求するという形を採っているんですよ。
ただ遅延損害金もショッピングかキャッシングかによって年利は変わり、
- ショッピングでの遅延損害金 最大で年利6%
- キャッシングでの遅延損害金 最大で年利28%
と違いがあります。
キャッシングの遅延損害金を見ていただくとわかる通り、キャッシングの遅延損害金はクレジットカードの金利の中でも特に高く設定されているので、絶対にキャッシングの返済は遅れてはいけません。
もしキャッシングの返済が遅れてしまうと、高い利息を支払わないといけないばかりかクレジットカードの利用停止・解約という可能性もあるので、キャッシングを利用しても無理のない範囲で借りるようにしてください。
金利を減らしたいなら『繰り上げ返済』をしよう
分割払いやキャッシングは、支払い回数が多くなるとそれだけ金利分の利息を支払わなくてはいけなくなります。
しかし、『繰り上げ返済』というサービスを利用すれば、支払いを繰り上げて返済しでき金利の利息を減らすことが可能です。
繰り上げ返済の方法
繰り上げ返済をするには、まずカード会社に電話をすることから始まります。
ほとんどのカード会社は自動ガイダンスののち、オペレーターが担当するという形をとっているので、電話が繋がったからといっていきなり本題に入ってはいけませんよ。
自動ガイダンスからオペレーターに電話が代わった後は、「繰り上げ返済をしたい」という事を伝えればOK。
そうすると、オペレーターの方が繰り上げ返済をするために必要な口座を教えてくれるので、繰り上げしたい返済額を指定された口座に振り込めば完了となります。
特に難しい操作や内容ではありませんので、お金に余裕がある時は積極的に繰り上げ返済を利用して、金利の利息を減らすとよいでしょう。
繰り上げ返済をするメリット
繰り上げ返済をするメリットは2つあり、
- 金利の利息を減らすことができる
- お金に余裕がある時にだけ利用すればいい
ということ。
金利は支払い回数ごとに発生するので、繰り上げ返済をして支払い回数を減らせばその分だけ金利の利息を減らすことができちゃいます。
また、繰り上げ返済は必ずしなくてはいけないという事はなく、お金に余裕がある時にだけ利用できるという点も嬉しいです。
このように、クレジットカードの金利が発生する支払い方法や使い方をしても、『繰り上げ返済』を利用すれば利息を減らすことができるので、こんな便利なサービスを利用しない手はありませんよね。
まとめ
クレジットカードを利用すると、金利が発生することがあります。
その金利は
- 分割払い
- リボ払い
- キャッシング
- 遅延損害金
の4つだけが対象となっているので、1括払いやボーナス払いでは金利を支払う必要はありませんよ。
また、金利は”年利”で計算されるので、支払い回数が多くなると金利の利息は増えてしまいがち。
そのため、分割払いやキャッシングを利用する時は、なるべく支払い回数を減らす・繰り上げ返済を利用する方法も視野に入れて利用するようにしてくださいね。