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「海外でpinコードを求められたけど、何の事?」
ホテルの受付でスッとクレジットカードを差し出すと、ホテルマンからpinコードの入力を求められます。
「え?何それ?」
と、いきなり聞き馴染みのない言葉に動揺しますよね。
これまでpinコードなんて言われたことがないはずです。
それもそのはず、日本では「pinコード」は「暗証番号」と呼ばれています。
クレジットカードを作った時に、必ず自分で4桁の数字を設定しているはずです。
けど、ここからさらなる問題が・・・
- 日本で暗証暗号なんて使ったことないし、覚えてない…pinコードなしで買い物出来ないの?
- pinコードって電話ですぐ教えて貰えないの? 明日出発だから今日中に知りたい(汗
- 海外ATMでお金を下そうとしたら6桁の欄があるんだけど・・・どういうこと?
などなど、海外ではpinコードに関するトラブルが非常に多いです。
そこで本記事ではクレジットカードのpinコードについて詳しく紹介していきます。
これで海外のどんな所でpinコードを求められても、
「ヤバイ、何回やってもエラー…店員に不審に見られてる。」
と焦ることなく、一発でパパッと入力出来るはずです。
目次
pinコード(暗証番号)は海外では超重要!求められた時の対処法は?
普段、コンビニやスーパーなど少額な買い物しかしなく、pinコードをあまり使ったことがない人も多いでしょう。
しかし、日本よりカード決済が普及する海外では会計のたびにpinコードを求められることが多々あります。
旅行先でホテルに泊まる場合は、確実に求められると思ったほうがいいです。
海外でpinコードを忘れたら手遅れ(出発前に電話しよう)
pinコードはカード番号のようにカード本体にはどこにも書いていません。
ですから、もし忘れた場合は基本的にカード会社に電話するしか方法はないです。
(※楽天カードや三井住友カードはネットの会員ページから確認可能。)
しかし、電話してもその場ですぐ教えて貰えず、後から自宅に番号が書かれた書類が送られてきます。
つまり、海外旅行先でpinコードを忘れても知る手段がないんです。
ですから郵送されるまでの時間も踏まえ、旅行の2週間前には電話するようにしましょう。
(大体1週間で書類が届きます。)
pinコードを使わずにサインで決済出来ることも
もし既に海外で、pinコードを忘れてしまった場合はどうすればいいのか?
実はpinコードがなくてもクレジットカードで買い物は出来ます。
基本的に本人確認はpinカードとサインのどちらかがあれば問題ないです。
ですからpinコードを店員に求められた場合は、サインで支払う意向を伝えましょう。
ただし!ヨーロッパ圏内ではpinコードを必ず求められることが多いです。
この場合は違うクレジットカードで試すか、現金で支払うようにしましょう。
まさかの6桁!?何を入力すればいいの?
海外でpinコードを入力する際、
「あれ?6桁入力する欄があるんだけど…」
ということがあります。
しかもカード会社に問い合わせても「pinコードは4桁です。」の一点張り。
(知識がなく、マニュアル対応しかできないスタッフの場合。)
けど、実際はイタリア、フランス、ベトナムの海外ATMなどでは5桁や6桁入力の場合が本当にあります。
そこでカード会社に変わり、対処法を詳しくお伝えしましょう。
銀聯のカードなら「00+4桁のpinコード」を入力
中国の国際ブランド「銀聯」だけ、実はpinコードが6桁あります。
ですが仕組みは00+自分で決めた4桁の番号と簡単です。
0を2回押した後に、覚えている4桁の暗証番号を入力しましょう。
基本的には6桁でも4桁入力するだけでOK
入力画面で桁が違うと「適当な数字を足さなきゃ」と色々試したくなりますが、その必要はないです。
むしろ入力ミスを増やすのでやめましょう。
例え5桁や6桁の欄があっても銀聯じゃない限り、まずは4桁入力したらそのままエンターを押してください。
ほとんどの場合、これで決済が完了します。
4桁でダメだった場合は「4桁のpinコード+00」を入力
もし、4桁のpinコードを入力してエラーが出た場合は、
「4桁のpinコード+00」で試してみてください。
銀聯のケースと違い、4桁のコードを先に入力してから0を二つです。
これで今度こそ解決します。
3回以上、間違えるとロックになるので注意!
6桁の入力画面を見ても焦らないことが大切です。
もし、3回以上間違って入力してしまうと、カード会社が不正利用と判断してカードをロック(利用停止)してしまいます。
ですから冷静に、
①4桁の入力でエンター
②「4桁のpinコード+00」でエンター
の順に試してください。
この2回で決済出来なかった場合は、ロックになる前に違うカードか現金で払うことをおすすめします。
ロックされてしまったら?
すぐにカード会社に電話で連絡しましょう。
現在、海外にいてpinコード入力を間違えたと詳しく状況を伝えます。
カード会社によってはそれで使えるようにして貰えますが、基本的はすぐに利用再開にはならないと考えてください。
すぐにロックを解除出来たら、簡単に不正利用されてしまいますからね。
ですからカード会社に電話した後は、違うクレジットカードで買い物を楽しむようにしましょう。
pinコード変更や新規クレジットカード作成で番号を決める時のコツ
クレジットカードに限らず、暗証番号を決める時って悩みますよね。
覚えやすい数字にしすぎると不正利用が怖いですし、難しくしすぎても忘れる可能性が高くなります。
そこで最後にpinコードを決める際のアドバイスをちょっとだけさせてください。
pinコードの変更方法
「今あるクレジットカードのpinコードが覚えにくい」
「誰かにバレたかもしれない」
そんな時はpinコードの変更が可能です。
ですが対応は「ICチップが付いているカード」か「磁気ストライプのみのカード」かで変わってきます。
ICチップが付いている場合、チップそのものにpinコード情報がインプットされてしまっているので、カードを再発行することになります。
ICチップがなく、磁気ストライプのみの場合はその場ですぐpinコードを希望の数字に変えることが可能です。
どちらにせよ、pinコードの変更は、
- ネットからカード会員ページで変更する
- 電話でカード会社に連絡する
の2通りになります。
詳しくはそれぞれのカード会社のガイダンスに従いましょう。
絶対NG!危険すぎるpinコードの数字
分かりやすいpinコードはダメだとわかっていても、どうしても覚えやすさ重視で簡単な数字にしようとしていませんか?
しかし、クレジットカードを不正利用された方のほとんどが分かりやすい数字に設定しているんです。
その中でも特に多いのが以下のNGコード!
- ゾロ目など規則的な並びの数字(1111や1010など)
- 自分の生年月日
- 家族の生年月日
- 名前の数字化(例えば宮下 一だったら3841)
こういった数字は自分が覚えやすい反面、他人からも推測しやすい数字です。
本気で不正利用を考える人からしたらハッキリ言ってチョロすぎると笑われてもおかしくありません。
ですから上記の数字は絶対にpinコードに使わないようにしましょう。
覚えやすくてバレにくい番号がベスト!
自分が忘れることがなく、なおかつ他人にバレにくい数字って考えると頭を抱えますよね。
でも実はそんな深く考えなくていいんです。
例えば次の数字はどうでしょうか?
- 好きな芸能人の誕生日
- 名前の画数(苗字の総画2桁+名前の総画2桁など)
- 兄弟の誕生日の組み合わせ(兄の誕生日+自分の誕生日の合計)
このように基本は誕生日や名前など覚えやすい数字を軸に、そこから一ひねりするのがコツです。
それだけで自分にとっては分かりやすいけど、他人にはなかなか悟られないpinコードが出来ますよ。
まとめ
日本では普段あまり使わないpinコードも海外では頻繁に要求されます。
ですから今のうちから自分の4桁のpinコードをしっかり覚えておきましょう。
海外に限らずとも、この先日本で大きな買い物をする際もスムーズな決済が行えるはずです。
そしてもし今後、新たにpinコードを考えるときは「覚えやすくバレにくい数字」をじっくり考え、安心して買い物を楽しんでください。