信販系クレジットカードを選ぶならこれ!信販系カードの選び方や特徴を紹介

信販系クレジットカードを選ぶならこれ!信販系カードの選び方や特徴を紹介

クレジットカードの歴史は、信販系カードが作った。クレジットカードの元となった月賦や割賦といった支払い方法は、「ツケ払い」という形で江戸時代には既に日本に存在したと言われています。

江戸時代からあった「信用を基にした代金立て替え払い」という概念を扱って商売をしている会社が、信販会社。クレジットカードと同じ考え方の商売を昔から扱っているわけです!

そんな信販会社が作った「信販系カード」にはどんなものがあるか、紹介しましょう。

信販系クレジットカードって何?特徴は?

信販系カードを紹介するということですが、そもそも信販系カードが何なのかわからない方も多いと思います。

カードに詳しくないと、馴染みがない言葉ですからね。最初に、信販系カードの特徴を紹介しましょう。

クレジットカードのパイオニア

信販系クレジットカードというのは、その名前の通り信販会社から発行されるカードのことです。

信販会社とは何かというと、販売信用を主に行う業者のこと。販売信用というのは、信用をもって「買い物代金を立て替えて支払うこと」を指します。

これを何というか、知っていますか?

「クレジット」です。信販会社が行うのは「クレジット」……信販会社はクレジットカードのパイオニアなんですよ。

信販会社は、クレジットカードがまだほとんど普及していない時代から「割賦販売」という方法を取ってクレジット業務をしていたんです。

だから、クレジットカードのシステムは信販会社の十八番中の十八番ということになります。

提携企業が多い

信販会社は、自社で店を持っているわけではありません。

ショッピングセンターやスーパー、デパートなどカード会員がお金を積極的に落とすような施設は、何も持っていないんです。ただ、カードにたくさんの特典を付けて付加価値としたいわけですよ。

そこで、信販会社はたくさんの企業と提携することによってカードの特典を生み出しました。

自社店舗の特典ばかりのカードのデメリットは、活用の幅が狭いことです。その店舗を日常的に利用するユーザーはメリットを受けられるけど、それ以外は完全に蚊帳の外。

提携企業が多く、活用の幅が広いことが信販系カードの特徴&魅力と言えるわけですね。

キャッシングサービスが強い

信販会社が発行しているカードということもあってか、キャッシングサービスに優れている傾向があります。

学生・サラリーマン・個人事業者など多くの立場の方に対するサービスが用意され、住宅や車・教育など項目も豊富です。キャッシング利用を考えているのなら、信販系カードがオススメですよ。

信販系クレジットカードの選択基準

信販系カードの特徴がわかったところで、信販系カードを選ぶ基準も立てられるようになりましたね。

自分なりに選ぶ基準を設けることが大事ですが、こちらからも「個人的に重視して欲しい選択基準」を紹介してみます。

提携企業が自分好みかどうか

これ、とても大事!

提携企業がたくさんあるのが信販系カードの強みなんだから、その強みを少しでも実感しやすいように自分好みの提携企業がある会社のカードを選ばないと信販系カードを作る意味が半分くらい消えると言っても過言ではありませんよ。

自分が利用することの多い提携企業による特典があるカードを、選びましょう。

ポイントの貯めやすさ

信販系カードに限ったことではありませんが、クレジットカードを作る上で特に大事なのが「ポイントの貯めやすさ」ですよね。

ポイントを貯めるのが難しいカードよりも、ポイントが貯まりやすいカードの方がお得なわけですから。還元率の高さと有効期限の長さ、ポイント優待やポイントの使いやすさなど…ポイントに関するアレコレを重視しましょう。

サービスの豊富さ

カード利用に関するサポート体制が充実しているかどうか、提携企業との関連サービスが多いかどうかなど、サービスの豊富さも大事なところです。

特に信販系カードは「サービスが作りこまれているのが魅力」と語る人もいますから、重視したほうが良いでしょう。

おすすめの信販系クレジットカードを紹介

選び方を知ったところで、実際のカードを見て比較検討してみたいと思います。これから挙げるのは、個人的に特にオススメできるカードです。

この他にも信販系カードはありますが、その中でも特に評価が高いのがこの四枚。選択基準を使って、自分なりに評価してみましょう。

【 JCB一般カード】定番、外れ無し

日本発の国産ブランド「JCB」が発行するプロパーカード、JCB一般カード。信販系カードを語るのならJCBは外せない存在、いやクレジットカードを語るなら外せない存在です。

そんなJCB一般カードの性能やサービスはどのようになっているのか、紹介しましょう。

JCB一般カード JCB一般カード
年会費 初年度:0円(ETC:0円)
2年目以降:1,350円
入会資格 原則18歳以上、本人または配偶者に安定継続収入のある方(学生不可)
国際ブランド JCB
利用限度額(初年度) 審査によって決定
付帯保険 海外・国内旅行保険、ショッピング保険
ポイント還元率 標準:0.5%(1000円当たり1ポイント-国内一般加盟店)
条件:2.5%(1000円あたり5ポイント-スターバックスコーヒー)
ポイント有効期限 獲得月から2年後の15日まで
利用可能電子マネー QUICPay
マイル還元率 ANA:500ポイント=1500マイル
JAL:500ポイント=1500マイル
※記載のポイント還元率は以下の計算式で計算しています。
標準:ポイント交換対象の最小値÷普及ポイント最小値=A、A×1ポイント当たりにかかる金額=B、還元先最小値÷B=還元率

JCB一般カードはポイント還元率が高くも低くもありませんが、提携店が幅広いです。

スターバックスではポイントが5倍になり、セブンイレブン・イトーヨーカドーではポイントが3倍になります。

通販ならAmazonがポイント3倍です。提携店を積極的に使うようにすれば、ポイントがお得に貯まります。

また、ポイント交換先も非常に多いです。

ポイントを賢く利用すれば、オークラ ニッコー ホテルズ上級会員資格を手にすることもできます。

JCBのポイントの良いところは「使い方の自由度が高く、裏技的なことも各人で考えて実行に移せること」です。

ポイントを他のポイントに交換してから、会員資格をアップグレードさせたり…交換先で更にお得な恩恵を受けることができるんですよ。

JCB優待ガイドを使えば、海外店舗の買い物や食事がお得になるなどの特典も豊富。更に、チケットJCBを利用すればエンタメ系のチケット申し込みが簡単出来るし、何より割引も受けられる!

また、カード利用キャンペーンの種類も豊富です。

飲食店の買い物で3万円利用することによってキャッシュバックが受けられるとか、東京ディズニーリゾートのパスポートが貰えるとか、「期間内でこれだけ利用したらこの特典が貰える」というものが多い。

使えば使うほど、得になるカードと言えますね。

ただ、キャンペーンの中には抽選のものと応募者全員のものとがあるので、申し込みの際には注意してください。

他にもJCBトッピング保険が優秀だったりと、JCBは何かとメリットが多いです。

使い続けることで、ゴールドカードにアップグレードすることもできます。そしてゴールドカードを使い続けることで、「JCBゴールドカード ザ・プレミア」になる。

最終的には「JCB THE CLASS」という国内最高峰とも言われるブラックカードに進化するわけです。

将来性も、JCB一般カードは高いわけですね。

【ダイナースクラブカード】日本で最初のカード!

日本で最初に発行されたクレジットカードが、ダイナースクラブカードなんです。本当に本当の「クレジットカード」のパイオニアと言えますよね。

そんなダイナースクラブの良いところは、そういったステータス性だけではありません。性能・サービス両方とも高いんです!

ダイナースクラブカード  ダイナースクラブカード
年会費 初年度:23,760円(ETC:0円)
2年目以降:23,760円
入会資格 27歳以上、クラブ所定の審査に通った方
国際ブランド Diners(ダイナース)
利用限度額(初年度) 一律の利用制限なし
付帯保険 海外・国内旅行保険、ショッピング保険
ポイント還元率 標準:0.40%(100円当たり1ポイント-国内一般加盟店)
条件:0.416%(100円当たり1ポイント-国内一般加盟店 交換対象アップルiTunesカード)
ポイント有効期限 無期限
利用可能電子マネー 楽天Edy・モバイルSuica
マイル還元率 ANA:1000ポイント=1000マイル
JAL:-
※記載のポイント還元率は以下の計算式で計算しています。
標準:ポイント交換対象の最小値÷普及ポイント最小値=A、A×1ポイント当たりにかかる金額=B、還元先最小値÷B=還元率

還元率にしてみるとそれほどでもありませんが、100円当たり1ポイント貯まるというのが何気に嬉しいところです。ポイント加算対象が広く、ポイントが貯まりやすいですからね。

それに、ポイントの有効期限がありません。ポイントの貯めやすさという点で考えると、信販系カード随一と言えるでしょう。

また、海外旅行保険は最高額1億円。JCB一般カードは最高額3000万円ということを考えると、その差は歴然としていますよね。

航空機遅延保険が含まれないとか、国内旅行保険は死亡後遺障害だけといった点が物足りませんが……そこはどう取捨選択するかによります。

国内外600か所以上の空港ラウンジの利用が無料になる、手荷物宅配サービスが受けられるなど海外旅行のサポート体制が整っていることを考えれば航空機遅延保険には目をつぶれるのではないでしょうか。

国内より海外に旅行に行きたいのなら、ダイナースクラブカードは持っていて損が無いどころか得ばかりですよ。

他にも2名以上の利用で、1名分のコース料金が無料になるサービスを受けることができるなど優待サービスの種類の豊富さと質の高さは他の追随を許しません。

世界中の様々な上級サービスと提携しているから、ダイナースクラブカードを作るだけで各サービスの会員資格が得られるんですよ。

その分、ゴールドカード級の審査内容と年会費になりますが、30代を超えているのなら作れる可能性は十分にあるので候補に入れてみてはいかがでしょうか。

【セゾンカード・インターナショナル】永久不滅ポイントと使いやすさ

セゾンカード・インターナショナルのメリットは、その使いやすさにあります。

セゾンのポイントプログラムが続く限りは永久に消滅することがないポイント、そしてカード決済できるものの幅広さ…。

そんなセゾンカード・インターナショナルの性能がこちら!

セゾンカード・インターナショナル  セゾンカード・インターナショナル
年会費 初年度:円(ETC:0円)
2年目以降:0円
入会資格 18歳以上でクレディセゾン提携金融機関に決済口座を持っている方
国際ブランド VISA・JCB・MasterCard
利用限度額(初年度) 審査により設定
付帯保険 なし
ポイント還元率 標準:0.5%(1000円当たり1ポイント-国内一般加盟店)
条件:-
ポイント有効期限 なし
利用可能電子マネー QUICPay・楽天Edy・iD(携帯)
マイル還元率 ANA:1ポイント=3マイル
JAL:1ポイント=2.5マイル
※記載のポイント還元率は以下の計算式で計算しています。
標準:ポイント交換対象の最小値÷普及ポイント最小値=A、A×1ポイント当たりにかかる金額=B、還元先最小値÷B=還元率

正直なところ、還元率自体は普通ですよね。

セブンイレブンやイトーヨーカドーでポイントが1.5%になるという特徴があるものの、それを言うならJCB一般カードの方がお得に見えます。

ポイント優待関係の特が比較的少ないのが、セゾンインターナショナルの弱点です。

ただ、それを補うメリットがあります。

永久不滅ポイントがその代表格ですね。永久にポイントが消滅しないから、還元率がさほどだとしても結果的にポイントが貯めやすいんです。

永久に保持していられるから、長い目でたくさんのポイントを貯めることができますからね。

ポイントの使い道も、Amazonギフト券、すかいらーく優待券など幅広いです。

提携企業の種類や数が幅広いため、ポイント利用に困ることはありません。もしも困ったらAmazonギフト券が無難でしょうね。

また、電気・ガス・水道・新聞・携帯・放送料金・プロバイダ料金・国民年金保険料と公共料金の支払いにも利用できます。

しかも、公共料金の支払いでも1000円当たり1ポイント貯まるんですよ。

信販系カードとして見るなら、キャッシングサービスが便利なのも見逃せないポイントです。

最短数十秒で振り込みが完了するONLINEキャッシングを利用することができたり、全国にあるクレディセゾンATMを使うことでキャッシング利用・返済する際に手数料無料になったりするのもお得でいいですよね。

オプショナルサービスを付けることで、月額300円でショッピング保険・旅行保険などを補うことも可能です。

弱点を補いながら、セゾンの利便性の高さという恩恵を最大限受け取りましょう。

【Orico Card THE POINT】ポイントの貯めやすさなら最強!

名前に「THE POINT」とあるように、ポイントを重視してつくられたカードです。

信販系カードの中だと最もポイントを貯めやすいと言えるのではないでしょうか。

ネックとなるのは有効期限の短さですが、それが気にならないほどポイントがガンガン貯まるとしたら?

Orico Card THE POINT Orico Card THE POINT
年会費 初年度:0円(ETC:0円)
2年目以降:0円
入会資格 原則18歳以上の方(高校生除く)
国際ブランド VISA・JCB・MasterCard
利用限度額(初年度) 10~300万円
付帯保険 ショッピング保険
ポイント還元率 標準:1.0%(100円当たり1ポイント-国内一般加盟店)
条件:2.0%(100円当たり2ポイント-オリコモール)
ポイント有効期限 1年間
利用可能電子マネー iD・QUICPay
マイル還元率 ANA:1000ポイント=600マイル
JAL:1000ポイント=500マイル
※記載のポイント還元率は以下の計算式で計算しています。
標準:ポイント交換対象の最小値÷普及ポイント最小値=A、A×1ポイント当たりにかかる金額=B、還元先最小値÷B=還元率

100円当たり1ポイント貯まり、還元率1%! 還元率の高さが「ポイントが貯まりやすい秘訣」だけれど、それだけではありません。

オリコモール経由でポイントが倍になるというのもポイントが貯まりやすい秘訣のひとつ。

ただ、それだけでもない。

最大5000円相当のオリコポイントが貰えるなどのお得な入会キャンペーンを行っていることが多く、そのタイミングに入会するだけでポイントがたくさん貯まるんですよ。

さらに携帯電話料金や電気料金の支払いをこのカードに変えるだけで、1000ポイント以上貰えるというキャンペーンもあります。

キャンペーン内容は時期によって多少変わるものの、そのほとんどがお得にポイントを貯められるものばかりです。

日常の支払いに使えば使うほどキャンペーンで追加ポイントが得られ、1%の還元率によってキャンペーン移行もお得にポイントが得られる。

通常のポイント加算とキャンペーンのポイント追加の相乗効果……それが、Orico Card THE POINTがポイントの貯めやすさで最強と言える理由です。

しかも!

入会後6か月間は還元率が常に2倍になります。その上オリコモールを利用すれば、さらにアップするというのだから驚きです。

その他、格安航空券サービスや海外お土産宅配サービス、オリコパッケージツアー割引などの特典も豊富。ポイントの貯めやすさ以外にもたくさんのメリットがあるわけです。

信販系クレジットカードへの疑問

信販系カードの特徴を紹介し、実際にどんなカードがあるのかを紹介しました。

ただ、正直なところまだわからない部分もありますよね。

「デメリット」をまだ話していません。そういったところも含んだ、信販系カードへの疑問に答えましょう。

正直、デメリットあるの?

正直なところ、信販系カードにデメリットがあるのかということ、気になりますよね。

信販系カードのデメリットを挙げるとしたら…代表的なサービスが無いことでしょうか。

流通系カードなどに比べると、自社サービスや店舗を持たない分「このカードと言えばこれ」みたいなサービスに欠けます。

提携企業で補っていますが、何にも特化していないとも言えますからね。

また、銀行系カードに比べるとリボ払いや分割払いの手数料も高めです。それでも15%前後なので業界内では一般的な範疇ですけどね。

銀行系カードは14%前後というものもあるので、それと比べるとどうしても見劣りします。

ただ、その点に関しては銀行系カードが特別優れているだけですよ。

信販系カードを持つ意味は?

何がいいのか迷ったら、信販系カードを選んだ方が無難。

メリット・デメリット・実際のカードの特徴を知った上で、信販系カードを持つ意味はあるのかと疑問に感じる方も多いと思います。

信販系カードは他のクレジットカードに比べて広く浅くといった特徴があり、薄味に感じるでしょう。

だからこそ、「何がいいのか迷ったら、信販系カードを選ぶのが無難」と言えるんです。万人に勧められるとも言えますね。

流通系カードや銀行系カードなどに、自分が作りたいカードがあるならそちらを作りましょう。ただ、正直よくわからないということなら信販系カードを作った方がいいですよ。

信販会社と消費者金融会社って、どう違うの?

信販会社と消費者金融会社は、「金貸し」という共通点があります。ただ、消費者金融会社と信販会社とでは、お金を貸してくれるシステムが違いますよね。

消費者金融会社は、購入したいものが無かったとしてもとにかく「お金を貸してくれる会社」です。

一方信販会社は、欲しいものの代金を立て替えてくれる会社。

簡単に言えば、そういう違いです。

まとめ

オススメの信販系カードを四枚紹介してきましたが、気に入るカードはありましたか?

個人的にはやはり「JCB一般カード」が一番だと感じています。ダイナースクラブは他のカードに比べると敷居が高く人を選びますからね。

魅力的なカードですが、万人に勧めるなら「JCB」一択です。

個人的に気に入るカードがあったなら、そのカードを選んでみてください。他にも信販系カードはありますから、紹介した選択基準を使って他のカードを比較検討するのもアリです。

そうやって、とっておきの一枚を見つけてみましょう。

見つからなかったら、JCB一般カードが良いですよ。