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「後から手数料込みでメッチャ請求されたらどうしよう。」
海外や海外サイトでクレジットカードを使うと、どれくらい請求されるか心配になりますよね。
しかも「実は1ドルの価値ってカードごとに変わる」って知っていましたか?
なおさら1ドル何円で、手数料はどれくらいなのか気になるところです。
何円お金がかかるか分からず、モノを買うというのは不安ですからね。
そこで、
「前もってどれくらいの金額になるのか把握しておきたい!」
そんなあなたにクレジットカードでドル決済した場合、どれくらいの金額がプラスされるのかわかりやすくお伝えします。
- 韓国旅行を予定。現地通貨の方が手数料が安いって聞いたけど、円決済よりどれくらい安いの?
- 初めて海外サイトでソフトウェアを購入するのだけど、手数料はどれくらい?
- 台湾で買い物をするとドル決済か日本円か聞かれる。いつも何となくで決めてたけど…どれくらい請求額が変わるの?
クレジットカードでのドル決済に不安を抱える方も、「あれ?思ったほど手数料かからないんだ。」と安心して買い物を楽しめるようになりますよ。
目次
クレジットカードでドル決済すると何円になる?
1ドル何円で手数料はどれくらいで…と考えると誰だって混乱してきます。
そんな方でもこれを読めばパパッとドル決済の計算出来ちゃいます。
ドル決済の仕組み
そもそもドル決済とは、海外のお店やサイトでクレジットカードで支払いをすることです。
お店にはドルでお金が入り、あなたの口座からは円で請求されます。
そして肝心のどれくらいお金がかかるかは、次の式を見てください。
『商品金額×円ドル換金レート×事務手数料=あなたへの請求金額(円)』
つまり、1ドルを円換算して、それにかかる手数料を加えた金額があなたの口座から引かれます。
このとき分からないのが「換金レート」と「事務手数料」です。
ただ今のところは、
- 換金レートは国際ブランドごとに違う
- 事務手数料はカード会社ごとに違う
と覚えてください。
例えば10ドルの商品を換金レート1ドル110円・手数料2.0%で購入する場合、
110×10×1.02=112.2円
になります。
国際ブランドごとの換金レート
ニュースなどで1ドル110円に変動しましたとか為替ニュースで目にすると思います。
これがいわゆる換金レートなのですが、カードでの買い物する場合は国際ブランドごとにレートが変わるんです。
ただし具体的なレートは日によって変動するため、下記のリンクからその日のレートを確認することが出来ます。
(カード会社に支払い情報が届いた日のレートです。大体、購入後3日前後。)
国際ブランド | レートの確認方法 |
---|---|
VISA | Visaインターナショナルのレート |
マスターカード |
MasterCardインターナショナルのレート |
JCB | JCB所定のレート |
AMEX (アメックス) |
公表していない |
Diners Club (ダイナースクラブ) |
公表していない |
ちなみにこれからクレジットカードを作るとなると、当然なるべくレートが良い国際ブランドにしたいですよね。
そんな方には「マスターカード」がおすすめ。
為替に関わることなので絶対とは言えませんが、
基本的に同じ商品をドルで購入するならマスターカードのクレジットカードが一番安くなるとされています。
カードごとの為替事務手数料
私たちは自分で何もしなくても、カードで支払えば勝手に口座からは円で引き落とされます。
しかしそれには為替手数料が発生しているわけで、それをカード会社があなたへ請求するのです。
そして利率はカード会社によって異なります。
主なカード会社 | 1ドルあたりの手数料率 |
---|---|
楽天カード | 1.60~2.00% |
三井住友カード | 2.16% |
SBIカード | 1.63% |
オリコカード | 1.60~1.63% |
MUFGカード | 2.00~2.16% |
JCBカード | 1.60% |
※2019年6月時点
一番手数料が少ないカード会社で大体1.60%となっています。こちらは換金レートと違って日ごとに大きな変動はありません。
基本的に1.60~2.00%ほどかかるとみるといいでしょう。
ドル決済は円決済より基本的に安くなる!
たまに海外のお店でカード払いすると、ドル決済か円決済かどっちにするか聞かれることがあります。
けど、いきなりそんなこと言われてもどっちが得か分からず、適当に答えている人がほとんどです。
ですがこれからは、基本的にドル決済を選びましょう。
円決済にするとお店の換金レートが適用され、1ドル約2円ほど高くなってしまうんです。
ただし、大幅な円安の時はドル払いの方が高くなる場合もあるので、その点だけ注意!
クレジットカードのドル決済の手数料を抑えるコツ
海外旅行でお土産を奮発して購入、留学による長期滞在などなど。
ドル決済の額や機会が多いと、なるべく手数料を抑えたいですよね。
そこでクレジットカードによるドル決済の手数料を少しでも抑えるコツを紹介しましょう。
頻繁に買い物するならドル建てクレジットカードを作ろう
年に何度も海外に旅行に行く人や、海外の通販サイトを頻繁に利用する人はドル建てクレジットカードを作ることをおすすめします。
ドル建てクレジットカードとは、ドル決済した金額をそのままドルで引き落とすカードです。
つまりはドルの口座を持ったカードを指します。
円に換金することがないので、手数料をグッと抑えられるんです。
(為替調整のための手数料を若干取られます。)
ただ、日本で発行できるドル建てクレジットカードは種類が非常に少なく、現在発行出来るのはソニー銀行の「ソニーカードクラシック」くらい。
アメリカで発行するなら「JAL USA CARD」があります。
両替手数料より海外キャッシングの方が安い
海外では必ずしもクレジットカードが使えるとは限りません。
このようにどうしても現金が必要な場合、円のドルへの両替を考えることでしょう。
実は、クレジットカードがあるならそれは非常にもったいないこと。
日本円は世界ではマイナーな通貨のため、ドルに両替すると約2.5%の両替手数料が発生します。
しかしクレジットカードで海外ATMからキャッシングすれば、実はキャッシング利息のみで引き落とせます。
例えば三井住友VISAカードの場合だとキャッシング手数料は1.97%ほどですから、約0.6%も手数料が抑えられるんです。
ですから海外で現金が必要な際は、ぜひ海外ATMをご利用ください。
海外でドル決済をするときの注意点
いかにクレジットカードの支払いが簡単とは言え、海外で初めて会計をするのは緊張しますよね。
「ドル決済にする場合、なにかやることあるの?」と不安を持っている方もいるでしょう。
しかし、これを読めば今すぐにでも海外でドル決済が出来るようになります。
まずはお店の人にドル決済だと伝える
通常、何も言わなくてもクレジットカードを差し出せばドル決済になるのですが、円決済が出来る店など例外があります。
中には勝手に独自のレートで決済され、あなたにとって損する金額を請求されることも・・・
そうならないために、会計の際は一応
「I want to pay in doller(ドル払いでお願い)」
と伝えましょう。
決済前に金額を必ずチェック!
ドル払いの旨を上手く伝えられたからと言って安心してはいけません。
日本ではありえないことですが、海外では商品金額よりも高く請求してくることもあります。
万が一にもこのような被害に遭わないためにも、必ず金額を提示されたらサインや暗証番号を入力する前に金額チェックをしましょう。
利用明細を必ず貰って保管する
会計が終わると、レジの人から利用明細を渡されます。
このとき、レシート感覚ですぐに捨ててしまうのは絶対NG!
利用明細は後日、カード明細が届いてから請求の不備がないか照らし合わせるのに必要になります。
例えばキャンセルしたはずの商品の請求があったり、ホテルから身に覚えのない追加料金が発生していたりなどなど。
もし、利用明細が手元にないと
「あまり覚えてないけど、自分が忘れてるだけかも・・・」
と不正利用されたままになる可能性があります。
ですから万が一のことを考え、海外でのカード利用の際は必ずカード明細が届くまで利用明細は捨てないでください。
まとめ
普段と違う通過での買い物というのは思っている以上に四苦八苦します。
しかしクレジットカードがあれば、小銭を数えなくてもカードを出すだけでOK!
ただし、換金レートや手数料などから円だとどれくらいの買い物なのかは把握しておかなければなりません。
常に請求のことを考えてはせっかくの海外旅行を楽しめないですからね。
『商品金額×円ドル換金レート×事務手数料=請求金額(円)』
この式を覚えておけば海外でもパッとどれくらいの買い物なのか計算できるはずです。